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ニュージーランド、そしてオークランドの食文化について
 
 
 
キウィ・フード(Kiwi Food)とは トップへ 次へ
先住民であるマオリを除くと、伝統的なキウィ・フードとはイギリスの食文化がもとになっています。 よく知られているとおり、イギリスはモーニング・ティー、そしてアフタヌーン・ティーがあるため、ランチやディナーが質素になるのが普通です。
 
イギリス文化を重んじる家庭に入ると、やはり英国伝統の料理が多くなるようです。日本人が言うところの「味のない」、「ただ茹でただけ」の野菜、マッシュト・ポテト、ニンジン、チキン、グリーンピースなどがディナーとなるでしょう。 そして「フィシュンチップス」、ダイエットしたい人には、こんな家庭にホームステイさせてもらうと効果的です。 もちろん美味しいウェスタン料理を作ってくれる家庭もたくさんあり、そんなところにステイすると、キッシュ、パスタ、グラタン、ラザニア、タコス、食後のデザート…逆にあっという間に体重が増えた人を、私はたくさん見てきました。
 
そしてアジア人として幸運なことに
 
ニュージーランドは多くの移民を世界中から受け入れています。そして彼らは、祖国の食文化をここニュージーランドでも守っています。現在オークランドには実に多彩で多国籍なレストランが数多くあります。
外食に頼る人なら、毎日どの国の料理にするか迷うほどです。
中国、韓国、タイ、インド、シンガポール、イタリア、マレイジア、ベトナム、トルコ、そしてもちろん日本も・・・
どれも美味しいのですが、キーウィは辛いものが苦手なために、韓国やタイ、インドなどスパイシーな料理は、店によってかなりマイルドに仕上がってます。ほとんどのレストランで、辛さは調節してもらえますので、本物の辛さが好きな人は、注文時に一言頼むといいでしょう。
 
もちろんこれら多国籍料理やキウィ・フルーツ以外にもニュージーランド名物はあります。
お越しの際には是非一度お試しあれ。
 
マヌカ・ハニー(Manuka Honey) トップへ 前へ 次へ
近年日本でも、テレビなどで紹介された有名なハチミツです。ニュージーランドには数多くのハチミツがありますが、そのなかでも一番美味しいのがマヌカ(ティーツリー)から採れるハチミツでしょう。
 
クローバーのようにあっさりしたハチミツに食べなれている日本人には、「薬っぽい味」と敬遠されることもありますが、ハチミツ好きの人にはその濃厚な味に「Yummmm!!」とうなるはずです。
ピーナッツバターとマヌカハニーをライト・ライ麦パン(light rye bread)に塗って食べるのが最高です。だと思います(※あくまで個人の感想です)。 美味しいだけではなく、殺菌作用があるため原住民のマオリは昔、薬として用いていたすぐれた食べものです。事実胃潰瘍の原因であるピロリ菌を抑制する働きがあることも知られていますので、胃潰瘍予防の健康食品としても人気があります。
 
日本ではハチミツは透明な液体タイプ(liquid type)で売られているのが主流ですが、こちらでは少し固めのクリーム状(cream type)もあり、パンなどに塗る場合にはこのクリームタイプのほうが使いやすいでしょう。お土産にもぜひお勧めです!
 
その他のハチミツ トップへ 前へ 次へ
マヌカ以外にもユニークなハチミツがたくさんあり、それぞれ独特な味を持っています。
ポフツカワ(Pohutukawa) …ニュージーランドのクリスマスツリーとして知られている木の花から採ります。エリザベス女王に献上されたハチミツとして有名。ハチミツ自体は真っ白な色が特徴で、そっけないくらいのさっぱりとした上品な甘さですが、独特な風味があります。
レワレワ(Rewarewa) …クセはありませんが濃厚な甘さ。
コム・ハニー(Comb honey) …木や花の名前ではありません。
蜂の巣から採ったそのままの状態のハチミツのことです。ミネラルなどの栄養分が豊富ですが蜜蝋も一緒のため、コーヒーなどの飲み物に入れるとロウが浮き、飲めるものではありません。
パンなどに乗せて食べる以外には、日本人にとっては非常に扱いの難しいハチミツですが、そんなことを知らない日本人観光客には人気の一品です。ちなみにオーストラリアへの持込みは禁じられていますので注意。
 
スピルリーナ(Spirulina) トップへ 前へ 次へ
稀に錠剤の形で健康食品として販売されているようですが、ニュージーランドでは スーパーマーケットやレストランに美味しいジュースとして売られています。
緑色ですが、オレンジやバナナベースで調整されており、正体はクロレラなどと同じ「藻類」です。ドロドロしてます。健康的です。ニュージーランド版「青汁」と言いたいところですが美味です。ホントです。
 
ホーキー・ポーキー(Hokey Pokey) トップへ 前へ 次へ
ハチミツをクランチ状にしたものです。これが入ったアイスクリームがもっとも有名。チョコレートもありますが、これはちょっとかなり甘いかも…。以前あるベーカリーでホーキーポーキー・マフィン(Hokey Pokey Muffin)が売られていて美味しかったのですが、最近美味しいホーキーポーキー・マフィンが見当たらないのは残念です…。
 
キーウィ・バーガー(Kiwi burger) トップへ 前へ 次へ
マックのオリジナルハンバーガーです。キーウィフルーツや国鳥のキーウィバードは入っていません。どこがキーウィかというと、一見大きな紅しょうがのような真っ赤なビートルート(beetroot)が挟まっています。味は…一度食べれば十分でしょう(個人の感想です)。
以前はレギュラーメニューでしたが、現在は期間限定でときどき復活しています。
 
パブロバ(Pavlova) トップへ 前へ 次へ
メレンゲケーキです。略してpav(パブ)と呼ばれます。甘いです。お母さんが作る家庭の味(ホームメイド)といったところです。このレサピ(recipe)の書いてあるティータオル(食器拭き)も、ニュージーランド土産として知られています。

●パブロバの作り方1/日本人向け(甘さ控えめ)
材料:卵白(新鮮なもの)4個分、粉砂糖1カップ、お酢(みつかん酢OK)小さじ1杯、コーンスターチ大さじ2杯、バニラエッセンス大さじ1杯、生クリームカップ1杯、お好みのフルーツ

  1. 乾いた油気のないボールに白身を割りいれ、粉砂糖を少しづつ入れながら固く泡立てる。
  2. ピンピンしたら、残りの材料を入れ良く混ぜる。
  3. 天板にクッキングシートを敷き、2)を移し、21cm位の円筒形に整える。
  4. 150度のオーブンで1.5時間じっくり焼き、焼きあがったらオーブンの戸を開けてそのまま冷まし、よく冷めたら周りにフォイップしたクリームを塗ってフルーツ(やっぱりキウィでしょ)を飾っておしまい。ハイ簡単!
*あまった黄身がもったいないので、カスタードクリームを緩めに作ってクリームを塗らないパヴロヴァを浮かべます。これはあくまでアレンジで、オリジナルのお砂糖の量は倍近いです。

●パブロバの作り方2/The Edmond's Cookbook
材料:卵白3つ分、ビネガー大さじ1杯、冷水大さじ3杯、バニラエッセンス大さじ1杯、コーンスターチ大さじ3杯、グラニュ糖1カップ

  1. 卵白を固くなるまでかき混ぜる。冷水大さじ3杯を加えさらに良く混ぜる。
  2. 混ぜながら砂糖を少しずつ加えていく。次にビネガー、バニラエッセンス、コーンスターチを加え、ゆっくり混ぜる。
  3. 天板の上にクッキングシートを敷き、その上に2)を乗せ、150℃45分のオーブンで焼く。
  4. 焼きあがったら熱を冷まし、お好みでホイップクリームを周りに塗り、キウィフルーツ、イチゴ、バナナなどのスライスを乗せて出来上がり。


 
ベジマイトVegemite/マーマイトMarmite トップへ 前へ 次へ
よくある話に、チョコレートクリームに似ているところから、知らずにパンにたくさん塗って食べた人の不幸を聞きます。
私自身何度もチャレンジしましたが…まだまだキーウィへの道のりは遠いと実感しました。
マーマイトのほうがベジマイトより美味しいとも聞きますが、私にとってはどっちも美味しくありません。もちろんこれが大好きな日本人も、数多く存在していることが確認されています。慣れない人には、バターの上にうす〜く塗って食べると美味しいらしいです(Newmarket在住Kazumiさんからの情報)。正体は野菜をイースト発酵させたペーストで、味は塩からいです。
ベジマイト【220g】

ベジマイト【220g】
価格:432円(税込、送料別)

 
BBQ(バーベキュー、バービー) トップへ 前へ 次へ
これは名物というよりも、スタイルですが、ニュージーランダーは週末、知り合いを呼んで庭などでBBQをするのが大好きです。 ビーチや大きな公園などにもバービー専用スペースがあり、コインを入れると一定時間ガスが使えるものや、無料で自由に使えるものもありますが、場所によっては予約が必要なものもあります。
 
フィッシュンチップス(Fish 'n' Chips) トップへ 前へ 次へ
キーウィ・ファスト・フード(Kiwi fast food)の代表のひとつで伝統でもあります。
フライドフィッシュとフライドポテト(Fish and Chips)がセットになって Fish 'n' Chips と呼ばれます。
 
2000年頃までは食べきれないほどの量と安さが売りだったのですが
近年ではハンバーガーと同様、フィッシュ&チップスとドリンクがコンボになって$8〜15、普通のファーストフードとなっています。
毎年フィッシュアンドチップスのコンテストがあり、受賞した店はやはり人気です。
私もたまにオークランドからコロマンデルに向かって車で1時間、Mirandaの少し北にある小さな小さな漁村カイアウア(Kaiaua)にある有名なフィッシュアンドチップスの店(Kaiaua Fish'n'Chips)に行きますが、その店だけはいつも並んでいます。最近では観光バスで乗りつけてくるアジア人観光客がいてちょっと迷惑です。
 
ベーカリー(Bakery) トップへ 前へ 次へ
ベーカリーと言っても、店ごとにまったく品揃えや味が違います。その理由は国籍。ウエスタン、チャイニーズ、イタリアン、フレンチなど。誰でもお気に入りのベーカリーが必ず近くに一軒あるはずです。
 
カフェ(Cafe) トップへ 前へ 次へ
Cafeも重要な存在です。
シティには数多くのカフェがあり、それぞれ個性的なスタイルを持っています。 1998年以前は、まともなカフェが少なく、レストランでコーヒーを頼むと明らかにインスタントコーヒーだったことも珍しくありませんでした。 しかし、1998年にハンバーガー店のマックがマックカフェ(Mc Cafe)と呼ばれる、安くて質の高いカフェを始めたり、ご存じスタバ(Starbucks)もオークランドにオープンするなど、このときから本格的なカフェが急速に増えてきました。
2015年現在カフェは、スシ・ショップと同じくらい乱立し、すでに飽和状態と思われるオークランド市内は、今でもカフェが増えています。
そして、多くの技術の高い日本人のバリスタも活躍しています。
 
パイ(Pie) トップへ 前へ 次へ
ランチ、スナックとして人気なのが、パイです。スーパーマーケットに行けば、たくさんの種類の冷凍/冷蔵パイが$2〜8ドルほど売ってますので、家に常備しておくと便利です。
中でも箱入りのポンソンビー・パイは格別です。値段は通常$4.50ほどしますが、種類の豊富さと味は既製品で一番です。←現在販売されていません。
専門店ではKing Pie(今はありません)やGeorge Pie(近年復活してハンバーガーショップのMcDonald各店で販売されています)などがあり、そこそこ美味しい味を出していますが、フィッシュンチップス同様、パイのコンテストもあり、受賞した店(多くはベーカリ)のパイはやはり格別です。
 
和食、居酒屋 トップへ 前へ
2000年頃から和食レストランは、寿司屋に限らず居酒屋、ラーメン専門店、焼き鳥屋、どんぶり専門店など多くの店が群雄割拠しています。
近年の和食ブームの後押しもあって、オークランドの日本人シェフのいる日本食レストランは、どこも評価が高く、満足度の高いレストランが多く存在しています。
また、他の外国と同様スシに限って言うと、ファーストフードとしての「Sushi」と、和食の「寿司」は別のカテゴリと言えます。ファーストフードのスシ店はカフェ同様乱立状態で、さまざまな形態、進化系が見られますが、その一方で、伝統的な美味しい握り寿司を食べられる店を探すのには、意外と苦労します。
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