Under the Southern Cross この写真について
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登っちゃうぞ!オークランド
 
シティ・オブ・セイルズ(The City of Sails/帆の街)はオークランドを代表するキャッチフレーズですが、それは海の話。
実際に生活している陸上はと言うと、ヒリー・オークランド(Hilly Auckland)と言われるくらい小高い丘がシティのあちこちにあります。 それらはすべて火山の噴火口あとです。
 
観光名所として知られている「マウント・イーデン(Mt.Eden)」や「ワン・ツリー・ヒル(One Tree Hill)」以外にも多くの丘があります。そして、それらすべてはきれいに整備された公園としてファミリーやジョガーに、ときには牛や羊が放牧され、街なかでありながらもニュージーランドらしい風景が人々をなごませてくれます。
 
さあ、天気のいい日は、できるだけ歩いて登ってみましょうか。私のように自転車やジョギングで、車では入れない道を「探検」して、何か新しい「発見」をするのも楽しいものです。
※文中の写真をクリックすると拡大します。
 
ワン・トゥリー・ヒル(One Tree Hill) トップへ 次へ

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海抜183m
市街地から少し南の住宅街にあります。裾野にはワン・トゥリー・ヒル・ドメイン(One Tree Hill Domain)とコーンウォール・パーク(Cornwall Park)と呼ばれる2つの広大な公園となっていて自転車やジョギングで廻るには最適です。頂上の駐車場が狭いため、観光バスのルートには入っていませんが「景色」だけではなく、公園としての実力はマウントイーデンよりも上
広大な敷地にはたくさんの羊、牛、七面鳥が放牧されており、ニュージーランドらしい風景を描いています。 公園を一周する道路はジョガーやサイクリストたちのトラックとして親しまれ、公園内には天文台(プラネタリウム)、アーチェリークラブ、BBQ用広場などもあります。特にお奨めなのが、公園内にあるキオスクの横のアイスクリームショップです。チョコレートがお奨めです。
近くのベンチなどで食べていると、いつのまにかたくさんのスズメがあなたのアイスのおこぼれを狙って集まってくるはずです。近くに寄ってきたら、コーンを小さくちぎって差し出してみましょう。日本では考えられませんが、図々しいスズメがあなたの手から直接コーンを食べにきますよ。
ちなみにU2の名盤「ヨシュア・トゥリー」にある「One Tree Hill」はここの丘からちなんだ歌です。残念ながらOne Tree Hillの名の由来の、頂上にあった松の木は、マオリの活動家によって傷つけられた後、倒壊の危険があったため、2000年に切り倒されてしまいました。その後植樹する計画が何度か持ち上がりましたが、いまだにNone Tree Hillのままです。しかし、ようやくニュージーランドのネイティブツリーであるトタラ(Totara)とポフツカワ(Pohutukawa)がそれぞれ3本ずつが2016年6月に植樹される見通しとなりました。

ワン・トゥリー・ヒル(1998年3月11日撮影)

 
マウント・イーデン(Mt.Eden) トップへ 前へ 次へ

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海抜196m
観光名所として特に有名。シティで最も標高の高い山(丘)で、頂上には大きな噴火口跡があり昔火山だったことを物語っています。周辺には牛が放牧されていて、あなたの写真をスパイスアップさせてくれるでしょう。
山にはトラック(登山道)がいくつかあり、Mt.Eden Road, Owens Drive 側など 何か所かがその入り口になっていますので、ぜひ歩いて登ってみましょう。初夏には花がきれいです。頂上からの眺めはシティの街並み、ハウラキ湾に浮かぶヨット、ランギトト島、ワイヘキ島、ワントゥリーヒル、遠くにはコロマンデル半島も見渡すことができます。
もちろん車で登ることもでき、夜には綺麗な夜景を楽しむことができます。ただし週末などは酔払いが騒いでることもありますので、そんなときはすぐに退散しましょう。
現在山頂クレーターは立ち入り禁止となっていますのでご注意ください。
 
ランギトト島(Rangitoto Island) トップへ 前へ 次へ

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海抜259m
約600年前に噴火してできたと言われる新しい火山島です。オークランドからはフェリーで30分。
島は現在リザーブになっていて無人島ですが、数軒のバッチ(小さな別荘のこと)が残っていて週末をここで過ごす人もいます。それ以外にはキャンプ場や店もありませんので、水や食料は忘れずに。
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North Headからランギトト島の眺め

頂上までは約40分の簡単な歩き。山頂だけだと足りないかも知れませんので、よく整備されたトラックが島のあちこちを巡っていますので、一日を費やすこともできます。お勧めは途中にある溶岩洞(「Lave Caves」と標識があります)と山頂クレーター1周です。
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溶岩洞
山頂クレーター1周です。新しい火山ですので、荒々しい溶岩流の跡があちこちで見られますが、緑豊かな島でもあり、その景色の変化を楽しむことができます。頂上からの展望はゴージャス。オークランド・シティ、となりのモツタプ島(Motutapu Island)、デボンポートなどが一望できます。
 
マウント・ビクトリア(Mt.Victoria) トップへ 前へ 次へ

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海抜87m
オークランドシティからフェリーで15分、対岸の街デボンポート(Devonport)にある小高い山です。
フェリー乗り場を出てビクトリア・ロード(Victoria Road)を北に向かいます。 骨董品店、洒落たカフェ、古本屋、怪しさ満点の雑貨店などを眺めながら、デボンポートの古い街並を抜けると山のふもとにたどり着きます。 頂上まではそこから歩いてわずか10分ほど。背後にランギトト島、正面にはオークランドシティが間近に、そして週末ならハーバーにたくさんのヨットが、帆に風を受けているのが望めます。
帰りは途中のレストランなどで、ビールを楽しむのもいいでしょう。夜も登ることができますが、歩きは危険なので車を利用してください。正面に見えるシティの夜景はとても綺麗です。
ちなみに首都ウェリントン(Wellington)にも同名の山があります。
 
ノース・ヘッド(North Head) トップへ 前へ

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海抜50m

デボンポートの東端にある小高い丘です。第一次世界大戦のときに作られた8インチ砲や地下トンネルなど、丘陵全体が軍事施設跡となっており、現在では一般に解放、展示されていますので、探検気分を味わうことができます。 今はDOC(Department of Conservation / 自然保護局)の管理下にあり、30分~1時間ほどで1周できるウォーキングコースも整備されています。
地下トンネルは電灯が一切ないため真っ暗なので、一人で入るには勇気がいるでしょうから、是非家族連れや友人たちと探検されることをお勧めします。中で分岐している箇所もあり、迷う可能性もありますから、できるだけ強力なヘッドライト(携帯電話のトーチ機能でも可)などを準備していくと良いでしょう。ただし、あくまで戦争遺産としての展示物ですから、単に探検気分を味わうだけだけではなく、しっかりとその歴史的な意味も味わってみてください。隣のデボンポートよりも間違いなくお勧めです。また丘からの景色も絶品です。夜は閉鎖されます。
 
マウンガレイ / マウント・ウェリントン
(Maungarei / Mt.Wellington)
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海抜135m
シティ・セントラルの南東、パクランガ(Pakuranga)へ向かう途中にあります。
頂上からはタマキ・リバー(Tamaki River)とパンミュア・ベイジン(Panmure Basin)が足元に拡がり、雄大な景色を作り出しています。

 
マウント・ホブソン(Mt.Hobson) トップへ 前へ 次へ

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海抜143m
オークランドを代表する高級住宅街のひとつレミュエラ(Remuera)にあります。
Remuera Roadとモーターウェイに挟まれた場所にあるため、モーターウェイ1号を南へ向かう途中、ニューマーケット付近から左側にこの山を見ることをできます。日当たりの良い北側の斜面に、牛が草を食んでいる景色も見ることができるでしょう。レミュエラ・ロード側から登ってみると、緑が豊かで、季節の花がきれいに咲いています。頂上は広く、牛が放牧されています。他にも2か所Dilworth AvenueとMount Hobson Laneに入口があり、どちらも踏み跡はありますが、決まったルートはありませんので、散策を楽しみながらゆっくり山頂を目指すのも良いでしょう。オークランドの街並みと海の景色がきれいです。
 
マウント・セントジョン(Mt.St.John) トップへ 前へ 次へ

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海抜126m
エプソン(Epsom)にあるこじんまりとした山です。マーケット・ロード(Market Road)か、マウント・セントジョン・アベニュー(Mt St John Avenue)の入り口が分かりやすいでしょう。
山腹まで住宅街が広がっており、入口から5~10分程度ですぐに山頂付近です。山頂はクレーターになっており外周には遊歩道が整備されています。1周約20分程度で途中ベンチが設置されています。近くにはワン・トゥリー・ヒルやマウント・ホブソンが望めます。
 
テ・タツアー・リゥキウタ / ビッグ・キング(Te Tatua-a-Riukiuta / Big King Reserve) トップへ 前へ 次へ
 (愛犬家には
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海抜133m
スリー・キングス(Three Kings)にあり、頂上に大きなタンク(昔の水道用)があるのが特徴的です。以前はこの近くに住んでいたため、お気に入りの場所でもありました。頂上からはワン・トゥリー・ヒル、マウント・イーデン、マナカウ・ハーバー、ティティランギ方面が展望できます。頂上にベンチが数か所あります。現在ドッグ・パークともなっており、リーシュ(ヒモ)を外して犬を遊ばせることができるので、愛犬家たちが犬を連れていることが多い場所です。その弊害で犬のフンが落ちていたり、小さな子供や犬が苦手な人にとっては必ずしもお勧めできないかもしれません。
 
マウント・ロスキル(Mt.Roskill) トップへ 前へ 次へ

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海抜110m
ウィンストン・パークにある山です。(Winstone Park)なだらかな丘陵で頂上まで車で行くことができます。頂上は広くファームのようなたたずまいです。ピクニックをしに訪れるファミリーも多く、週末の昼間は結構賑わっています。
 
オークランド・ドメイン(Auckland Domain) トップへ 前へ 次へ

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敷地全体が広大な緑地になっており、多くのジョガーたちに愛されています。週末はタッチラグビーやクリケット、サッカーの試合なども催され、野外コンサート会場としてもよく利用されています。毎年クリスマスの時期には無料コンサートも開催され大勢の人々で賑わいます。
ドメインの北西にはウィンターガーデン(Winter Garden)と呼ばれる小さな植物園のような温室があり、季節によってそれぞれの花や植物が楽しめます。海に面した小高い丘の上にはオークランド博物館(Auckland Museum)がそびえており、マオリと南太平洋の文化、そして戦争に関する常設展示が見られるほか、一階にはカフェと土産物店もあります。
 
マウント・アルバート(Mt.Albert) トップへ 前へ 次へ

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海抜135m
マウント・アルバート・オワイラカ・ドメイン(Mount Albert - Owairaka Domain)にある山です。敷地の大部分はサッカーなどのフィールドになっており、山頂近くまで車道が続いていて、ご近所の散歩コースのような山となっています。頂上には小さな展望台となっています。
 
マンゲレ・マウンテン(Mangere Mountain) トップへ 前へ 次へ

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海抜106m
マンゲレ・ドメイン(Mangere Domain)内にある山です。シティからオークランド空港に向かう途中、マンゲレ・ブリッジ(Mangere Bridge)を渡るとすぐに西側(マヌカウ・ハーバー側)にコンクリート製のタンク(昔の水道供給用)がそびえた小高い山に気がつくでしょう。それがマンゲレ・マウンテンです。
頂上までは、車で登ることはできませんので徒歩になります。敷地は大きく芝生が広がっており、頂上まではちょっとした登山気分が味わえるほどの景色が広がります。
ふもとのマンゲレ地区はオークランドでも有数の治安の良くないエリアでしたが、近年では改善されつつあります。
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