カウリは樹脂(ガム)が豊富ですから、大きな木を見上げると、ツララ状に垂れ下がったガムを見つけることができます。ツララ状に成長したガムはやがて固まって、風雨が激しいときなどに折れて地面に落ちます。
そんなガムを見つけるのは比較的簡単ですが、景観保護区(Scenic Reserve)やカウリ・サンクチュアリでは持ち出しが許可されていませんので、拾って持ち帰る前に確認しましょう。
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あちこちで拾い集めたカウリ・ガム
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カウリの種子(左)と球果(右)
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カウリはKauri Pineつまり「カウリマツ」と呼び、マツボックリのような球果をつけますが、マツの仲間ではありません。
球果の中には、写真左のような羽根の付いた種子があり、風によって遠くへ運ばる仕組みになっています。
種子は水分を含むと3日~1週間ほどで発芽します。
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