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カウリ発見!オークランド
  実はオークランドの市街地にもひっそりとカウリの木々は残っています。
ハーバーブリッジを渡ってすぐ、ノースコート(Northcote)には住宅地に囲まれた公園ながら、立派なカウリの大木もあります。
普段あなたが何気なく通っている場所にもカウリたちは静かに佇んでいます。
 
カウリ発見!オークランド
 
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オークランド国際空港
オークランドに到着すると、すぐにカウリの木が出迎えてくれていることに気が付く人は少ないでしょう。
カウリだけではなく、ニュージーランドのネイティブ・プラントたちが空港の正面に集まっています。
 
QE2スクエア(QE2 Square)
2003年ダウンタウンに開業したブリトマート駅(Britomart Railway Station)によって、縮小したQE2スクエアには、18本のカウリの木が植樹されました。
写真はブリトマート駅の開業直前2003年7月9日ですが、開業後も工事は続いていました。
それぞれの木は5メートルほどですが、大気汚染がひどい場所なのでちょっと気の毒…。
 
アルバートパーク(Albert Park)
オークランド大学の裏手にあるため、学生たちで賑わっている公園です。
ここに1本カウリがあります。ブリトマート駅が完成する以前はオークランドCBDに最も近いカウリでした。どこにあるか分かりますか?
 
オークランド大学(Auckland University)
プリンセス・ストリート(Princes Street)を挟んで、アルバートパークの向かいあるオークランド大学敷地内にも、数本のリッカーズ(カウリの若木)が見られます。
 
パーネルライズ(Parnell Rise)
シティからパーネルへ向かう急な坂道がパーネルライズ(Parnell Rise)です。この坂道を登り切ると、道はパーネル・ロード(Parnell Road)と名を変えて、レストランやバーで賑わう「パーネル」が始まります。ここに1本の大きな木があることに気付く人は多いでしょう。しかし、これがカウリだと一見して分かる人はかなりの「カウリ通」です。
大きな枝が張り出しているため、すぐにカウリと見分けるのは難しい1本です。
 
オークランド・ドメイン(Auckland Domain)
広大なオークランドドメインには、やはりカウリの木はあります。
特にウィンター・ガーデン(Winter Garden)付近には数本のカウリがあつまっていて見つけやすいでしょう。大きなカウリもあります。どこにあるか探してみましょう。
 
コーンウォール・パーク(Cornwall Park)
「ワン・トゥリー・ヒルがある公園」と言うとすぐに思い浮かぶでしょう。
ワン・トゥリー・ヒルの東側、ツイン・オーク・ドライブ(Twin Oak Drive)の並木として立派なカウリの木がまとまって並んでいます。
 
マウント・イーデン(Mt Eden)
ここはマウント・イーデンのふもとにある小学校の敷地です。マウント・イーデン・コミュニティ・スクールやオークランド・ランゲージ・リンクスという英語学校にもなっていますので、訪れたことのある人もいるでしょう。
駐車場入り口に1本若木があります。
 
カウリ・グレン(Kauri Glen)
ノースコートの住宅街にある景観保護区(Scenic Reserve)です。
立派なカウリとシルバーファーン(シダ)の森が昔ながらに残っています。広くはありませんが、一歩足を踏み入れると住宅地の真ん中とは思えない緑深い森がたたずんでいます。公園内は歩道が整備されており、周辺の散歩コースにもなっています。ダウンタウンから10分の距離でカウリの森林を探検することができます。
 
ノースコート・ショッピングセンター付近
ノースコート・ショッピングセンター(Northcote Shopping Centre)の前をとおるレイク・ロード(Lake Road)のロータリー(Round About)の一角に静かに立っています。
 
ノースコート・ポイント(Northcote Point)
ノースコート・ポイントのホールズ・ビーチ(Halls Beach)にある、2本のリッカーズです。真ん中の2本がカウリです。画像をクリックすると拡大します。
 
カウリ・パーク(Kauri Park)
上述のカウリ・グレンからさらにビーチヘブン(Beach Heaven)へ向かう途中にあります。
ここにも大きなカウリの木がたくさん残っています。ここのほかにもノースコート、バーケンヘッド、ビーチヘブン周辺には、カウリが残っている公園や緑地があちこちにあります。
 
ティティランギ(Titirangi)
オークランド・シティから最も近い「本格カウリの森林」が見られる場所です。
ティティランギから以西は、カウリの森が残っており、ワイタケレ・インフォメーションセンターでは、カウリの木を上から見ることもできます。
特にフイア(Huia)付近の山中には大木が残っています。しかし、この辺りは150年以上前にすでに伐採された場所で、船積みのための港の跡や、トロッコのレール跡をファティプ(Whatipu)で見ることができます。
 
ここでは公有地のカウリだけを紹介しましたが、カウリを見分けられるようになれば、ほかにもあちこちにカウリがあることに気が付くはずです。散歩しながら探してみるのも良いでしょう。

 
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カウリは樹脂(ガム)が豊富ですから、大きな木を見上げると、ツララ状に垂れ下がったガムを見つけることができます。ツララ状に成長したガムはやがて固まって、風雨が激しいときなどに折れて地面に落ちます。
そんなガムを見つけるのは比較的簡単ですが、景観保護区(Scenic Reserve)やカウリ・サンクチュアリでは持ち出しが許可されていませんので、拾って持ち帰る前に確認しましょう。

あちこちで拾い集めたカウリ・ガム

カウリの種子(左)と球果(右)

カウリはKauri Pineつまり「カウリマツ」と呼び、マツボックリのような球果をつけますが、マツの仲間ではありません。 球果の中には、写真左のような羽根の付いた種子があり、風によって遠くへ運ばる仕組みになっています。
種子は水分を含むと3日~1週間ほどで発芽します。

これでも樹齢3年
樹高125mm!
2001年にウォークワース(Warkworth)のカウリ博物館近くにある、森林からカウリの種を拾ってきました。7粒のうち5粒が発芽、発芽率はまあまあですが、2007年までに残念ながらすべて枯れてしまいました。
2000年後が楽しみでしたが…。
 
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