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海外移住のとりあえずの目標は「永住権取得」、というのは疑いのないところでしょう。
 
私もその一歩として2000年12月に永住権の申請をしました。
その前に2年間のワークビザを取得していて、その有効期限が2001年7月まででした。
ワークビザが切れるまでに半年以上あるし切れる前に永住権は取れるだろうと、ビザが切れる2週間前まで思っていました…。
 
………
 
のほほ~んと日々は過ぎ、ふと気が付くとあと2週間でビザが切れるなぁ。。。え!あと2週間でビザが切れる~~~、とそこで慌てて移民局の担当者に電話してみると、
「はい、ポイントは足りているので、2週間では無理だけど、今月中にはかならず永住権(Residence Permit)は出るでしょう。ビザが切れるなら、とりあえず一時ビザ(Temporary Visa)を取らなければなりませんね。」との返事。
「そうか、テンポラリ・ビザが出るんならギリギリまで大丈夫だな」と思って、本当にギリギリのビザが切れる前日に移民局に行きました。
 
………
 
受付の人に「私は今、永住権の申請中で現在のビザが切れそうなので、テンポラリ・ビザが欲しいのですが…」というと、
「はい、これ」と渡されたのは、普通のワークビザ申請書類一式でした。
「ふっ、所詮はレセプショニストだな、この人。テンポラリ・ビザのこと知 らんな」と思い、となりのレセプショニストにも聞いてみた(←思うにこれ は間違いだった!)。
結局は例えテンポラリ・ビザであろうとも、永住権の申請で「雇用保証{job offer)」でポイント取得している以上、テンポラリであってもワークビザが必要になり、ワークビザなら通常の手続き(この場合、雇用主のレターや新聞広告など)が必要とのことを言われたのでした。
かなりトホホ化しながら会社に戻ることになりました。
道すがら「まあ、1週間くらいビザが切れてもいいだろう」と間違った方向に自分を元気づけながらも、すこしは気持ちが軽くなりました。
会社に戻ってその話をすると、同僚の一人が 「ビザ切れちゃ、永住権もダメなんじゃないの???担当者に直接聞いてみたら?」ともっともらしいことを言われて、また慌てて移民局の担当者に電話をすることに。 事情を話すと「じゃ、許可(permit)を出すから、これから来てください」と、その担当者は若くてスレンダーなアイランダー女性の声で言いました。
2:30にアポを取ってまた移民局に行くことになりました。
 
………
 
移民局に行き、若くてスレンダーなアイランダー女性の声を持つ担当者に会うと、目の前に現れたのは、どう見てもやたらでっかい太ったアイランダーおばちゃんだけでした。 今はそんなことでガッカリしていられないので、気を取り直して、にこやかに挨拶をし、すぐにパスポートを渡すと 「すぐにできるから座って待っていて」と、待つこと10分ほど。 そして、受け取ったパスポートには無期限と書かれた「Residence Permit」が貼られていたのでした。 電話での話だと、テンポラリの滞在許可を出してくれるだけだと思っていたので、最初は目を疑いました。次におばちゃんを疑ったのですが、屈託のない笑顔を浮かべるだけでどうも間違いではないらしい。 そこでやっと永住権が取れたんだ~!と実感が湧いてきました。 そして帰りにシャンパンを1本買って会社に戻りました。
1 AUG 2001 @ Downtown
 
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