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出産するぞ!オークランド その4 トップへ 次へ
月曜日の朝は、いつの時代も眠くて辛い。これでも朝には強くなった、と思う。特にお金をもらえる社会人になってからは、「起きて、会社行って、働かなければ食えない」と思うと、目も覚めるというものだ・・・。 つわりが軽くなったことに気づいて、かれこれ4、5日経つが、一番違うのが、血糖値がぐいんと下がる感覚。これで、気分が悪くなっていたのが、最近は3分の2人前ぐらい食べられるぐらいまで復活してきたので、朝もぐいーんと血糖値が下がらなくなったのか。素人の憶測はいくらでもできるが、助産婦で、自身も妊娠7ヵ月のMちゃん曰く、「妊娠っていう事実に、体がちょっと反応しちゃっただけだったんじゃない」・・・ふむ、昔から「病は気から」の典型だった私ならありえる。ともかく、このまま消滅しちゃえばいいなあ。ただでさえ、お酒も飲めないのに(体の回復と共に、ダーのビールを一口もらいたい衝動と最近戦っている)、この上、美味しい物も食べられないなんて、ストレスが溜まるぞーっ。 ところで、今日はジーンズを履いていったのだけれど、お腹が窮屈で、辛いので、某知り合いが試していた、ボタン穴からボタンに輪ゴムを通す方法で、一日しのいだ。これで、帰国まで1ヵ月あまり何とか過ごさねば。 ところで、昨日、助産婦の彼女に、日本から持ってきていて重宝するグッズについて尋ねたのだが、まず、産褥ショーツ。これは出産後、出血などがある際、ナプキンを換えやすいように、そして診察がしやすいように、下部にマジックテープが付いたショーツのことだ。こちらにはそういうもの自体存在せず、皆どうしているのかというと、出産後はなんとノーパンなのだという!パンツを履かないで、どうやってナプキンを当てているのかは不明・・・。なので、こちらの病院の産科病棟の廊下には、汚物落ち放題なのだそうだ!診察の手間を省くためのノーパンなんだそうだが、汚物を掃除する手間はどうなるのだ??? あと、腹帯。腰痛を和らげるためにこちらも重宝するグッズ。その他、赤ちゃん用の前開きの服。NZでは上からかぶるものが多いらしい。そして、オムツカバー。あるにはあるけど、漏れやすいのだとか。布オムツなんて、日本じゃ30年前って感じだけど、文房具にしても、生理用ナプキンにしても、性能や素材は日本より劣るのに、こちらは紙製品が高いため、未だ現役のようだ。でも、手間を考えると、やっぱり紙になりそうだなあ。地球にやさしくなくて、ゴメンナサイ。
 
2004年2月23日
最近、毎日のように俺が料理を作っている。 彼女が「今日はクリーミーなパスタが食べたい」「今夜はハンバーク」と連日要求するからだ。つわりはないのかと思うほどよく食べる。俺も料理は好きなので、最初のうちは喜んで作っていた。しかし、それが1週間も続くとさすがに「なんで、自分で作らないんだろう???」と不公平感を覚えるようになってきた。 そんなある日、俺が「今日はうどんにしようか?」と提案すると、「うどんの鰹だしの匂いがダメ」だと言う。うどんが主食の松山人がである。「なるほど、これは一種のつわりなのか」と納得。 その後、リクエストは忠実に守り、この2週間ほどディナーは俺が作っている。これも夫ができる出産の手助けと思えば、不公平なんてことはあろうはずがない。 しかし、その偏食もほどなくなくなり、俺が知っている限りたった一度吐いただけでつわりは終わったようだ。普段から食べることが生き甲斐だと言っていたが、それは本当だった。  
2004年2月20日
 
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