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出産するぞ!オークランド その3 トップへ 次へ
今日は猫の日。毎週欠かさず見ているSPCAの番組「Animal House」中で、子供服店の壁から子猫が救出されていた。2匹には、店名を取って「Pumpkin」「Patch」と名付けられていた。やっぱりお子様と猫、両方の世話は無理かしらん。未だ諦め切れず。 早いもので、来週には9週目に突入。だが、この数字は、あくまで月経周期が28日である場合の計算なので、ただの目安に過ぎない。来月の中旬になったら、先日お世話になったGP(一般開業医のこと。NZではまず、このGPに診てもらい、その後、症状に応じて専門医を紹介される)のところで、内診ついでに、子宮ガン検診を受ける予定だけど、それでもまだ、ベビーの大きさは分からないはず。ということは、出産予定日が判明するのは、日本か? 今日は、とある助産婦さんのお家へ、ダーと話を伺いに行って来た。彼女は日本で数年の経験があり、こちらではほんの半年程度のコースで資格を取ったがんばり屋さんだ。 彼女曰く、アジア人、特に日本人は、「無痛分娩という選択肢もある」と言われると、リスクも理解しないうちに「痛くなく、楽」というだけであっさり選んでしまう、と言う。てっきりキーウィは、無痛が常識なのかと思っていたけど、どうやらそうでもないらしい。この国では、外的影響が考えられるエコーを、妊娠中たった2回しか行わない。妊娠は病気ではないので、ある程度自然に任せるというのが、この国のやり方だ。 無痛分娩については、「痛くないに越したことない」と好意的な見方をしていたが、時間はあることだし、もう少し考えてみたいと思う。 何でも情報は与えられて当たり前の日本と違って、こちらでは、知らないことは積極的に自ら知ろうとしなければならない。特に妊娠、出産に関しては、新しい命がかかった大仕事だ。これから7ヵ月、母親になるための勉強をしなければ。
 
2004年2月22日
しかし、いろんな雑誌を集めてくるな~。 彼女が山のようにマタニティ雑誌を持っているからだ。もちろん日本の雑誌もある。 俺の乏しい知識では、「たまごクラブ」くらいしか知らなかったが、今はいろいろとあるようだ。もちろん父親がやるべきことについてのページも豊富だ。「出産・育児は夫婦協力して」というのが理想なのは理解できるし異存はない。…しかし、妊婦に対して「●か月に入ったら、■をしましょう」などと事細かに書いてあったり、特に「私はこうしました(だからあなたもこうすべきです)」という実体験型扇動記事が多いこと。確かに多くの読者は俺たちと同じ出産育児未経験者だろう。だから経験者の話はどれをとっても啓蒙するには十分だ。 しかし、すべてを妄信してしまうのはどうだろうか。体質や個人差、環境の違いだってあるだろう…。 と心配していたら、案の定、彼女は「●は食べちゃダメ」「■はやっちゃダメ」と言い始めた。 俺は根っからの技術屋だ。物事には必ず原理がある。食べてはいけない、やってはいけない理由、科学的根拠があるはずだ。それを理解せずに雑誌に書いてあることに妄信的に従うのは、占いに頼るのと同じだ。原理を知ることで、さらに効果的に、さらに自分に合った方法も見つかるかも知れない。 …しかし、雑誌に書いてあることは、どれも一応に納得されられることではある、うん。 とりあえず、彼女には賞味期限切れのものは食べないようにと言った。  
2004年2月11日
 
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