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エッセイ番外編
出産するぞ!オークランド その8
日曜日には帰国。安定期まで10日残しての国際線だ。最近、長時間座っていると、わき腹が痛いので、混んでいないことを祈るのみ。
世間では5か月目からを安定期と呼ぶらしいが、4か月に入って、私はすっかり調子を取り戻してしまった。疲れやすいのと、一度にたくさん食べられないのはしょうがないにしろ、あとは普通で、彼にも「信じられないぐらい順調だねえ」と驚かれている。
今日から4週間のお休みに入るので、職場の部署の人たちにはいろいろと負担を強いることになる。 私も今日できることを切りのいいところまで終え、挨拶をし、帰宅しようとしたら、呼び止められた。 思いがけないプレゼント。そういえば、新年会で「結婚することになりました」という話はしたが、「入籍しました」と正式にまだ、報告が済んでなかった。 お祝いに皆さんから、フードプロセッサーをいただいた。 みじん切りが苦手(嫌い。特にたまねぎは涙が出るから)な、「男の料理」の私のために、選んでくれたものだ。 それは超巨大で、小ぢんまりとした我が家のキッチンのいったいどこへ収納しようかと、まずそれが頭をよぎったが・・・。今後は、ぜひ離乳食作りに、活用させてもらおう。
2004年4月2日
妻は日本なので、久々の独身だ。と言っても仕事が忙しくて遊んでる場合ではない。
今日妻は、日本の病院でエコーを受けてきて写真を撮ってもらったようだ。
「せんだみつおの写真送るから」という妻の電話。 ほどなくEmailが届いた。
赤ちゃんの写真。
病院で撮ってもらった写真を、お義父さんがデジカメで撮って送ってくれたものだ。 ちょっとボヤけてはいるが、そこには、「ナハナハ」の姿の赤ちゃんが写っていた。 お腹の中で「せんだみつおゲーム」でもやってるのかな?ひとりじゃつまらないだろうなぁ。なんて一人ほくそ笑んだ。
まだ性別は分からなかったようだ。
そういえば、名前もまだちゃんと決めてないなぁ。
2004年4月8日
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